セブの英語留学の個人エージェントを、こっそり始めてました。
ありがたく、ぼた餅のようにお客さんを捕まえることができました。
でも、そのお客さんの中には、
「海外が始めて」
「パスポートすらない」
「飛行機に乗ったことすらない」
というツワモノ達もいます。
そんな人のために「安いチケットの取り方」を伝授していきたいと思います。
しかも、お得に。
実際に、私もセブに3ヶ月語学留学に行っていて、さらにセブが大好きなので5回以上は行ってると思います。
昔はなかった「関空→セブ」の直行便などができたり、LCCの頑張りで、空の旅は21世紀の移動としては「常識」になっていく(既になってる)ので、自分でしっかり航空券を取る練習をするべしです。
1:セブに行く前に韓国ソウルでちょっと遊んで14,796円〜
このプランは関空ーソウル(仁川)ーセブ(マクタン)のルートでいきます。
関空ー仁川は、日本が誇るLCC、ピーチ。
ピーチで関空ーソウルが片道5,280円〜です。
安さと品質が売りのユニクロのウルトラライトダウンジャケットより安いです。
このダウン、税込で6,469円です。
でも意外や意外、旅でこのダウンはめっちゃ役に立ちます。(ちょっとダサいけど)
特に今回はセブのことについて書いてるのでセブの常識を共有すると、セブ人は「エアコンの設定は18℃で強にするもの」という教育が徹底されています(多分)。
飛行機の中はもちろん、空港の中でも、タクシーの中でも、ショッピングモールの中でも、寒いです。
タクシーに乗ると、常夏の風景を横目に、凍えるような寒さを体感できます。
日本人で言うところの「コタツでアイス」的な感覚なんでしょうか、「ちょっと寒いから温度下げて」って言っても、「なんで?」と逆質問され、なかなか首を縦に振りません。それどころか日本人だとボッタクろうとしてきます。
でも、ぼったくりも「あわよくば」的な感じなので、毅然とした対応をしましょう。
ということで、ユニクロのウルトラダウンはめっちゃ役立ちます。寒くないところでは枕や腰にしくクッションとしても利用できますしね。
飛行機の時に首に挟むとズっと楽な飛行機の旅になります。
長すぎる余談、失礼しました。
で、関空から仁川(ソウル)に行き、そこで焼肉やエステ、カニの辛いやつ(多分クジャンって名前)とかを楽しみ、1泊するなり1ヶ月滞在するなりして、次はセブに向かいます。
仁川ーセブはAir Asia(エアアジア)というマレーシアの航空会社を使います。
エアアジアで仁川ーセブが9,516円〜です。
ということはピーチとエアアジアで、最安値で飛行機が予約できれば、なんと、、、
14,796円!!
大阪から東京で片道の新幹線とだいたい同じ金額で、韓国を楽しんで、セブに行くことができるんです。
LCC万歳ですね。
2:手続き簡単で最安!マニラ乗り換えで19,520円〜
私は良くこの方法で良く行ってました。
セブパシフィックという航空会社を使ってマニラで乗り換えてセブに行きます。
ただ、マニラでの滞在が20:00-23:00頃で、夜のマニラは旅レベルの低い人には難関です。
最初行った時は衝撃でした。
空港の中にいる警備員みたいな人が「罰金や!罰金や!」とか「ここを通るためにはお金が必要だ(キリッ」とかワケのわからん事を言うてくるんです。
で、空港の外にはストリートチルドレンがうじゃうじゃいたりして、、
でも乗り換えだけなんで、外に出る必要はありません。ご安心を。
ただ夜ついて、空港に滞在するので、店が全然やってないです。
ちょっとした(ほんまにちょっとした)コンビニが申し訳程度に開いてるぐらいです。
読書がはかどりますね。
さらに、このセブパシフィック、時間通りに飛ばない事の方が多いです。
少なくとも私の経験では、時間通りに飛んだ事は一回もないです。
それに助けられた事もあるので悪く言うつもりはありませんが、そんなモンやと思っておいてください。
初めての海外だと、「え、マジで俺フライトみすってない?大丈夫??」みたいになって、何回も確認しに行くが、空港スタッフの対応がけっこうアッサリしていて、余計不安が募っていく、、、、で、そうこうするうちに「飛行機きたでー」ってアナウンスが流れて、「あれ、一時間遅いけど、ま来たなら一安心」という心理状況になり、「これが海外、、、!」とか思い、その顛末をFBに投稿したりするワケです。
何のハナシや。
とにかく、乗り継ぎはあるけど、セブパシフィックという一つの航空会社で「関空ーセブ」のチケットを安く取れるよ、という方法です。
3:セブに直行!乗り継ぎなしで41,440円〜
そんな、初めての海外なのに、、ストリートチルドレンとか怖い、、、
という方にオススメなのがコレ!
フィリピン航空の関空ーセブの直行便です。
他の行き方に比べると、倍ほどの値段がしますが、値段だけの価値がある(そうです)。
LCCというよりも昔ながらの航空会社といった感じでしょうか。
座席も心なしかゆったりしているそうです。
何の迷いもなくセブに直行できるので、一番簡単ですが、一番高いです。(それでも直行便やから十分安いと思う。)
時間を金で買うんや、っていうガッツの持ち主。
マニラで乗り換えとか日本語通じひんやん、っていう心配性な人。
そういう人にはこの方法がオススメかな。
要注意!!フィリピンから出る航空券を持ってないとフィリピンに入国できません!
上記3つの方法なら「片道」のみで飛行機のチケットが買えてしまいますが、それだけでは「フィリピンに入国する飛行機に乗れない」のです。
フィリピンに入国するためには、フィリピンを出国するチケットが必要です。
「フィリピンで英語勉強しながらどこ行くか決めたらええわー」とか思ってる人は要注意です。
セブに行く前から、セブに行った後どこに行くかを決めとかないといけません。
それが日本なのか他の国なのかは問いませんが、なにせ飛行機のチケットを事前に取っておかなければ入国できないのです。
ただ、本当に「どうしようか分からん」という人には「捨てチケットを買う」という方法があります。
捨てチケットとは、「フィリピンに入るために出国するチケット(航空券)が必要なので、実際には乗らない片道の格安チケット(香港、クアラルンプール、バリ、インチョンとかが安い)」の事です。
なんか捨てるのは勿体無い気もしますが、1万円程度で「後でどこに行くか決められる自由」を買うと思えば、いい買い物だと思う人もいるんです。
バリとかなら、バケーションとしてほんまに行くのも良いなあと思います。
話が長いのは嫌いなんです。
なので次回以降に、ピーチ&エアアジア、セブパシフィック、フィリピン航空、それぞれについて実際にチケットをどうやって取っていくかレクチャーします。