インドといえばカレー。
でも、インドカレーよりタイカレーの方が美味しかったりします。缶詰のグリーンタイカレー最高です。
シェアハウスに住んでいるとインド人と住む機会もあります。今一緒に住んでいます。
インド人の英語と感覚(感性)について思う事を書くので、国際感覚を養っていただくことにお役立ちできそうです。
インド人の英語
インドでは公教育(日本で言う小中学校)の教育は全て「英語」で行われています。なので基本的には日本人より英語ができます。
でも、インド人特有のなまり(アクセント)があって、それが顕著に出てるのは「r」です。
文字で表現するのは少し難しいですが、「mother」とかは「マゼールル」みたいに聞こえます。
rが強いんですね。
後、英語で教育を受けているからか「英語に対する自信」がすごいです。
聞き返すと「まだ鎖国続いてるの」と言わんばかりのため息をついてから、もう一度発音してくれます。が、わかりません。
ずっと「マゼルファッケル」って言ってるんですよ。
ファッケルを混ぜるんかなーとか思いながら何回聞いても「マゼルファッケル」なんです。
「ゼル」っていうのは「ther」のことかなって思うと、文脈的にも「motherfucker」なんかなと思い、聞いてみると。
インド人は「イエス!マゼルファッケル!」ってまた言ってたので、一生この感じで行くんやろなーと思ってます。
インド人のRと英語に対する自信はスゴい。
感覚について
なんと言ってもインド人は呼吸のようにウソをつきます。
「ウソをウソであると見抜けない人は難しい」とは2chではなくインド人との付き合い方の事を言っているのかもしれません。
してない事を「した」と言ったり、$10を$2と言ったりといったいろんなタイプの嘘でせめて来ます。
先述したファッケルを混ぜたインド人はこっちの大学で薬学を学んでるんですが、その薬学の彼は「4ヶ月で6,000冊の本を読んだ。俺は忙しい」とワインを片手に誇らしげに語っていたんです。
6,000冊。。。
私が数字に聡いという事を彼は知りませんでした。
「完全にウソだと論破したらどうなるのか」と私は興奮しました。その後の反応で、彼がどういう人間かがもっと分かると思ったんです。
高まる興奮を抑え、即座に概算し「1日50冊読まないと4ヶ月で6,000冊は読めない」というそろばんをはじき、またそれを悟られないように「じゃあ1日3冊くらいは本読んでるの?」と聞きました。
彼はワインを揺らしながら「もちろん、もっと読んでるよ。1日だいたい5冊で、多いときは10冊も読む」と誇らしげに答えました。
たとえ毎日10冊でもアレやで。。1,200冊やで。。。ウソやん。。。。
ここまで言質(証拠)を取れば「明らかにウソ」だと分かるので、コナン君のように詰めました。
「あれれ〜〜? 4ヶ月で6,000冊だと1日50冊読まないといけない計算になるよ〜。多くて10冊だったらせいぜい1,000冊くらいしか読めないよ〜。 あれれ〜〜?」
ぴたりとワインは止まり、真顔になりました。
「あれれ、逆ギレ?まさかの逆ギレ??ww」
と思って興奮しましたが、すぐにまたワインを揺らし始めて、彼は誇らしげに言いました。
「1日50冊は読むし、多いときは100冊読むよ」
え、さっき5冊言うてましたやん。
10秒で10倍とかぼったくりバーもびっくりですよ。
という事でなんとなくインド人の感覚をつかんだような気がします。
「自分が言った事は自分の都合のいいように変えられる」
全てのインド人とは言いませんが、少なくとも私の周りのインド人とインド人を知る人の話を聞く限りでは、インド人の多くがこの感性を持っています。
さらに言うと「それを悪い事だとは思っていない」という事です。
なので愉快なインド人とお付き合いしていくには、基本的に「インド人が言ってる事」を真に受けてはアカンのです。しかもインド人同士でさえもそういう認識を持っています。
以上、インド人と楽しく遊ぶために覚えとく事でした。
ちなみにその彼、実は大学じゃなくて普通の語学学校で英語を勉強してるだけでした。笑