ロシアンルーレット愛好家に朗報です。
ロシアンルーレットとはご存知の通り、レボルバー式の銃に弾を1つだけいれ、自分の眉間にあてて引き金を引くという、根性試しというかチキンレースの過激版です。
普通のロシアンルーレットなら弾を一つしか入れないのですが、2つ連続して入れるタイプのロシアンルーレットで勝つ確率を上げる方法を伝授しようかと思います。
面白い確率の話で、こういうのに騙される人は一生ソンしますよ。
逆に言うとこういうのに強くなるとおトクな人生が待っています。
なので数学は大事なんですよ。マジで。
ルールと状況
ルール1.図のように弾を連続して2つ入れている
ルール2.後攻は「そのまま打つか」「もう1度回して打つか」選択できる
今あなたは後攻です。
先攻の敵はセーフでした。
そして自分の番が回ってきました。
あなたはどうしますか?
A「もう一度回し、引き金を引く」
B「そのまま引き金を引く」
どっちの方が死ぬ確率が低いか考えてみてください。
結果と解説
A「もう一度回し、引き金を引く」を選んだあなたは騙されやすい人です。残念ながらこのゲームでは死にやすいです。
B「そのまま引き金を引く」を選んだ人、お見事!こっちが正解です。おトクな人生を謳歌してください。
でもAの行動を選択する人が多いと思います。
なぜかというと、まずA「もう一度回し、引き金を引く」というのは、6つのリボルバーの中に2つ弾が入っているので、2/6 = 1/3 = 33.3% の確率で死にます。
次にBは「すでに1個セーフがなくなってるから5つの中に弾が2つ入っているのと一緒なので、2/5 = 40% の確率で死ぬ
じゃあAや。もっかい回させて!ってなったと思います。
果たしてホントにそうでしょうか?考えて行きましょう。
キモなところ
まずA「もう一度回し、引き金を引く」というのは、33.3% の確率で死にます。
これは間違いないです。
次にB「そのまま引き金を引く」の確率は本当に 40% なんでしょうか?違います。実際はなんと 25% なんです。
なので 25% しか死ぬリスクのないBを選ぶベキだと言うことになります。
なぜそうなるかというと「連続して弾が入ってること」「レボルバー式の銃」というところにポイントがあります。
図を見てください。
1,2に弾が入っていて、3~6は弾が入っていません。
なので、先攻の人は3~6の位置で引き金を引いたハズです。
とすると、もし先攻が6であれば、死んでしまいますが、先攻が3,4,5の位置で打ったとすると「そのまま」打てば弾は入っていません。
つまり、先攻が4つのうちの1つ(次に弾がある、図で言うと6)を選んだ時のみ死ぬ、確率は 1/4 = 25% となるワケです。
ちょっと難しいかもしれません。
まとめると
A「もう一回回すと33.3%で死ぬ」
B「そのままだと25%で死ぬ」
ということになります。
ロシアンルーレットをする際は是非ご利用ください!
ちなみに、この確率の勘違いを用いた簡単なトランプゲームも作れます。いわゆるハメゲームが作れます。とか悪いこと考える人もいるのでご注意ください。
数字に強くなるのは、自立して生きて行くために必須ではないですが、すごく便利です。
ぜひ数字に強くなって、賢く生きていきましょう。
このブログについて
このブログは「子どもの選択肢を増やす」ということを目的として運営しております。
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文章とはちょっと違う感じに仕上がってると思います。
お会い出来る事を楽しみにしています。