なにやら最近忙しくて、バタバタしてましたが記事更新します。
高1と高3の生徒が多いので、その高校数学の解説動画をYouTubeで配信していきたいと画策してましたが、教材選定から動画撮影方法まで決めないとアカンことがいっぱいあった。近日配信していくので、配信したらまた言います。
ツッコミやすい名前にしたいので「イケメン数学」とかどうかなと思ってますがいかがでしょう。
で、
数学で点の取れない人の多くがケアレスミスしているので、今回は即効性のあるケアレスミス対処法というか勉強法を伝授したいと思います。
Don’t miss it!
ケアレスミスの種類と理由
先に一番大事な事を言います。
人間はミスをするものです。
なので、ケアレスミスはどうしても起きてしまうものという認識をまず持ってください。
そう、自分を疑ってください。
私がキーエンスというメーカーで働いていた時にパイセンが「間違うのはいつも人間」という風に言っていました。機械と比べてるワケです。
その意識を持って、問題に取り組むと良いです。
で、まずケアレスミスの種類は大きく3つあります。
「入力ミス」
「油断ミス」
「出力ミス」
の3つです。
これは有名な分け方で、NHKのテストの花道でも報道されています。
それぞれ見て行きます。
入力ミス
これはいわゆる問題を正確に理解できない時です。
読み違えてしまうんです。
もしくは読み飛ばすか。
これの理由は「早く解かないとという焦り」から来ていると考えられます。
ただ、数学の場合入力ミスを防ぐ事は容易にできます。
というのも数学の問題の特徴として「ムダが無い」ことが分かるかと思います。
例をあげます。
「半径5の円があります。一辺が3の正方形の面積はいくらか?」
半径5の円どこいってん!ってツッコミが聞こえてくるようです。
実際にこんな問題はでません。
ジョルノジョバーナ同様、数学の問題作成者は無駄が嫌いです。
なので実際には
「半径5の円があります。一辺が3の正方形の面積はいくらか?」
となるはずです。
で、この無駄がない事を逆手にとります。
「問題の文章から全てを数式や条件に変えてしまい、残さず使う」
これが大鉄則です。
そうすることで読み飛ばしたりすることはなくなると思います。
ただ、数学特有の業界用語みたいなのにも慣れる必要もありますが。
「問題全部使う」
これです。
下線を引いて、条件や求めたい事を簡略化、数式化していく作業が求められます。
また、今言ったように、数学の問題は「条件」も「求めたい事」も問題の中に書いてあります。
思考プロセスが大事なんですね数学は。
だから私は数学好きです。頭使うのが楽しくないですか?純粋に。
なので、しっかりとスタートとゴールを意識すれば、複雑な展開とかになった時に立ち戻って考えられたりします。
つまり入力のコツは
「問題全部使う」
「スタートとゴールを明確にする」
この2つです。
油断ミス
これはいわゆる計算ミスってやつです。
「人間は間違う」
この原則を頭においておけばまあ大丈夫かなあと思うのですが、計算ミスの起こりやすい典型的なパターンと今までの生徒で一番効果のあった防止法というのを伝授したいと思います。
計算というのはルールに基づいて行うので、実際は機械、コンピュータにさせるべきなのになあと思うのですがね。
「符号」「乗除」「公式」
ふごう、じょうじょ、こうしき、頭文字を取って
ふじこ
と覚えてください。
「フジコが出てきたら注意する」
ルパンの映画を見ていて、フジコが出てきたら注意するように、計算の中でフジコに注意してください。
「フジコに注意する」
これが簡単で一番効果のある計算ミス防止法です。
あと、私が良く言うのは、計算を二回することです。
おそらくほとんどの人はぱーっと計算してしまうところを、2回計算するんです。それも素早く。慣れです。
一回計算しているので、二度目は後を追うだけです。やってみてください。
まとめると、
「フジコに注意する」
「二回計算する」
これで途中計算の油断ミスの多くは防げるでしょう。
「フジコが出てきたら二回計算する」でもいいです。
結局、ケアレスミスは個人差があるので、自分のミスパターンを見つけて自分ルールを作る。これが一番なんです。
受験勉強は自分ルールを作って、改善していく勉強だと思いますよ。
出力ミス
これは主にマークシートの記入欄を間違えたり、記述問題で書ききれないという状態になることです。
もうこれは言及することなく気をつけるしかないかと思いますが、マークシートの時の注意点はあります。
1問1問塗りながら、後から解こうと思った問題も詰めて書いてしまう。
そういう事ありません?
対処法は、大問1問単位や10問毎など固まりで確認しながらそれをマークシートに写すやり方が王道で鉄板です。
つまり「大きな単位でマークする」のがマークの出力ミス対策です。
マーク1個を消そうとして、誤って隣り合ってるものも消してしまい、そのことに気づかないミスもあるのでご注意。
数学の問題の記述はなるべく余裕を持って書く事が大事です。まあ実際の入試は十分な余白があるかと思いますが、きれいに小さく書く事をオススメします。
つまり、「読める最高スピードでちょい小さめに書く」のが大事です。
文字汚いのは話にならないので気をつけてください。キレイというより誤解無く読めるレベルで最高のスピードを出せるように訓練してください。
まとめ
まとめます。
「問題全部使う」
「スタートとゴールを明確にする」
「フジコに注意する」
「二回計算する」
「大きな単位でマークする」
「読める最高スピードでちょい小さめに書く」
という事で具体的な対策はこんな感じなので参考にしてください。
全てに共通して言えるのは
「人間は間違う」
という事です。
それを意識して問題に臨んでください。
分からくても計算ミスしても0点は0点です。
解ける問題を落としていては合格からほど遠いので、ケアレスミス対策はしっかり自分ルールを作って対処してください。
放っておいてもなおりません。
「今でしょ」でおなじみの林先生は受験勉強の意義の一つとして「自分ルールを作ること」を挙げています。
コレです。
「自分ルールを作る事」は人生を生きて行くなかでも大事なことだと思います。
「人生の基礎は受験で作り得る」
そう思います。
このブログについて
このブログは「子どもの選択肢を増やす」ということを目的として運営しております。
ツライ受験勉強のちょっとした息抜きとして利用していただけたら幸甚の極みです。
また「受験指導」も行っています。
「数学」を専門に指導していますので、数学が苦手な方にオススメです。
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上のリンクで私の顔出し動画があるので、動いてる私を見た事ない人は是非見てみてください。
文章とはちょっと違う感じに仕上がってると思います。
お会い出来る事を楽しみにしています。