久しぶりに面白い本を見つけました。
AIってなんですか?
仮想通貨ってなんですか?
幸せってなんですか?
こどもたちから、日々終わることのない質問に追われるママさん方、お疲れ様でございます。
そんな質問の中でも、さんざんTVやその他メディアで言われている
「AIが人間の仕事を奪う」
ということに危機感を持っているのは、どうやら子供だけじゃなさそうです。
大量のメガバンク銀行員が中途退職して転職しているという噂が風に流れてきています。
記事もこんな感じであがってます。
「メガバン退職者」は次の職場で輝けるか
バンカーはAIによって消える業種の中にもノミネートされています。
オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」
私の就職活動の時期も、バンカー志望の人が多くいて、実際に入行した人も何人かいました。
人気No.1でした。たしか。
でも、最近では周りでも退職話をチラホラ聞きます。
就職活動の時に「銀行は潰れることないし、ずっと勤められるから」ということが志望動機である安定指向の人たちが、今やAIに先陣を切って仕事を取られ、先行きが不透明で不安定な状態になっているのは皮肉であります。
でも、AIとはなんぞや?というとどうでしょう。
多くの方が鉄腕アトムみたいな自立した人工知能を意識するかもしれません。
「アトムを今の技術では実現できない」と今回オススメしたい本の著者は言います。
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」
著:新井 紀子
この本では
・AIにできること、できないこと
・AIは東大に入れるか
・世間のAIに対する認識と現実
・AIに負けないために、どのような能力が必要か
を説明しております。
読んだ感想としては、「なるほど!」というより、「うんうん、やっぱそうやんな。」という、AI(コンピュータ技術)に対する認識の確証を強めるような内容でした。
やはり、基本的にAIは四則演算しかできないただのコンピューターで、フレーム(条件設定)とゴール(目標)を正しく「人間が」作らないと動けない、ただのコンピューターなんですね。
でも、多くの職業が取って代わられることは間違いなさそうです。
ではどんな職業がこれから食っていけるのか?というヒントになる本です。
子育てに悩んでいる人や教育に携わっている人には必ず読んで欲しい内容です。